約10年ぶりのアメリカの雑感
2017.10.19 カテゴリ: 社会問題。
今回仕事でニューヨーク郊外のTarrytownという町に来ています。ハドソン川沿いのロックフェラー家のお屋敷があったりする高級住宅街で静かな町です。ブログの読者の方にはアメリカなど年に何回も行く方もいらっしゃると思われますが、逆に約10年ぶりだといろいろな変化が如実にわかるかなという気がしますので書いています。
やはりソフトバンクのスプリント買収は結構日本人にはありがたいことです。現地では自動的にスプリントにキャリアが変わりシムカードを入れ替えるとかローミングで巨額の料金になるとか面倒なことは一切ありません。電話会社はなかなか国際化しないのですがソフトバンクはグローバルキャリアの時代の先頭を行くのではないかと思われました。
2つ目はJFK空港の交通の様変わりです。以前はリムジンのお迎えやイエローキャブの行列が印象に残っていましたが、今はひたすらUberです。確かにスマホで簡単に来てくれますし、とにかくお手軽です。したがって、タクシー乗り場ではない一般の乗り場がUberの車で大混雑、逆にイエローキャブなどはほとんど列もなく暇そうです。私などは郊外のホテルに泊まって顧客の会社まで通ってるのですがホテルのシャトルで行は向かいますが帰りはUberでほぼ待ち時間なしで近くの車がきてくれるので大変便利です。確かにこれでタクシー業界は壊滅的な打撃を受けると思われます。日本ではせめて体の不自由な方やお年寄りなどはUberが使えれば非常に便利です。せめてこのあたりだけでも解禁してほしいと思うところです。
週末は少しマンハッタンに行き、町の活気などを見に行きたいと思います。ホールフーズは近くに見当たらないのでAmazonの買収後どのように変わったのか少し楽しみにしています。

代表取締役 川井 隆史
慶応義塾大学経済学部卒、テンプル大学MBA(経営学修士)/公認会計士、税理士、ACCA(英国勅任会計士協会)認定IFRS Diploma/JPIA(日本プロフェショナル講師協会認定講師)
アーサーアンダーセンで会計監査、会計コンサルティングを経験後、日本コカ・コーラ、GEの日本法人、米国本社で予算マネジャー、経営管理担当のディレクターなどを歴任。その後上場ベンチャーや外資系日本法人でCFOとして活躍後独立。